東京園芸資材販売 株式会社
 
◎品種別育て方 
シクラメン 
講師:花ごころ研究室 河合秀治






シクラメンはつやのある小さめの葉がたくさんついているものを選びましょう。
少しでも葉の色が黄色くなっているものや、葉の茎(葉柄)が長く伸びだらしなく見えるものは避けましょう。
株の中央を見て花芽が次から次へと立っているものを選ぶようにすると良いでしょう。




お店で売られているシクラメンの鉢物のタイプは主に2つあります。
元肥を含んだ土で鉢の上から水を与えて育てるタイプと下から水を吸わせるタイプです。
最近は下から吸わせるタイプの底面給水鉢のシクラメンが多く販売されています。
この底面給水鉢は液体の肥料で育てられているので購入後も液体の肥料を与えなければ、
いくら適した場所に置いても葉の色が黄色くなったり、花が咲かなくなったりします。
鉢の下の受け皿には液体肥料を薄めた培養液を必ずためるようにしましょう。
通常の鉢物は開花期に月に一度肥料を与えるようにしましょう。




置き場所は常時置きっぱなしにするのなら、窓際が良いでしょう。
より良い方法として日中は外で日光に十分当てます。
気温が下がる3時前に室内に取り込むようにすると良いでしょう。
このほうが株の弱りがなく、花も春先の最後まで楽しめます。




通常の管理として花がら摘みや枯れ葉取りは必ず行いましょう。
花がら摘みは種がついて花立ちが悪くなるのと病気になりやすくなるのを防ぎます。
花がついている元を持ち、ねじりながら抜き取るようにすると良いでしょう。
葉組みは株の中に光りが当たりそこから花芽が立ちやすくする効果があります。
中央部に立っている茎を下げ、他の葉っぱと絡ませて立ち上がらないようにします。
これで中央部に穴があくようになります。




黄色に変色した葉は、根本からねじるように取り除きましょう。
※途中で茎のみ残すと病気の要因になります。





まんべんなく日光が当たるように、図のように葉ぶみをしましょう。




上から水を与える時は葉や球根にかけないようにしましょう。
ボトリチスなどの病気が発生しやすくなります。
◎病気の予防として、オーソサイドもしくはベンレート、レンテミンを定期的に散布しましょう。








剤の肥料で手を汚しません。
りん酸分が多く含まれているので花つきが良くなります。
ゆっくり効く成分に加え、すぐに効く成分も配合しました。





購入後すぐに与えます。
月に一度交換します。
株元から少し離して与える様にすると良いでしょう。






プロも使用する活力液。
薄めないでそのまま利用できます。
リン酸分が花芽のつきをよくします。





水やり代わりに与えて下さい。
底面給水用の鉢にためる時は鉢底と水面の間を1センチほど空けます。
生育期間にあわせて薄めて使うとより効果的です。
月に一度は鉢の上からたっぷりと水を与え、鉢の中の余分な肥料分を排出させます。





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