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本来イギリスの画家であったジェイキル女史は、視力が絵を描くには不安になったのを機に造園家として活躍するようになり、建築家のエドウィン・ラッチェンスと共に多くの庭づくりをして近代英国庭園に大きな影響を与えました。
その「庭は一連の絵のように」というポリシーの代表的なスタイルがカラーガーデンで、植物の素材感と花色を中心に構成をします。
多くの品種の白い花だけで構成するホワイトガーデンをはじめ、単色で構成するモノカラーガーデン、パステルやヴィヴィドといったトーン(色調)に注目したガーデン、リーフも含め豊かな色彩で構成するカラフルガーデンなどさまざまな手法があります。
それぞれ季節やイメージでテーマとなる色彩を決め、合わせて植物の質感、開花期間、開花時の背丈など配慮しながら植物 選びをしますが、最近はすでに数種の種子を組み合わせてあり、まくだけで手軽にさまざまなカラーガーデンを作ることができるミックス種子も市販されています。
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